高1・高2の学習量こそ勝負の分かれ目

この夏、高1生は夏期集中特訓ということで、週2日、
1日2コマ+高速基礎マスターの英単語・英熟語、数学計算演習をトータル約5時間、
その後に終礼として、夏休み中も夜の開催時間を崩さずチームミーティングを
行なってきました。

そこで高1の皆さんに繰り返し語ってきたことは、
高1・高2の学習量こそが大学受験の勝負の分かれ目になるということです。
高1の1学期は、みんな、まわりに負けまいとがんばって学習してきたと
思います。

しかし、毎年、高校生は夏休みを経て9月以降、変化が出てきます。
部活やクラスの友人との会食、お出かけなどで楽しくなるころです。
勉強より楽しいことに価値を見出しすぎてしまうと、重要な学習がおざなりになってしまいます。

高校1・2年生の勉強の悩みの多くは
「勉強する気がなかなか起きない」「勉強に集中できない」というものです。
秋以降、勢いのあった学習ペースが落ちていく高校生が少しずつ増えてきます。

逆を言えば、多くの高校生がそのような心境になるということは
ここで自分を律して、9月以降の先取学習、弱点単元強化に勤しめば
ライバルに圧倒的な差をつけるチャンスが生まれます。

今、ここにある青春を謳歌することも大事。
しかし、その先にある自分の可能性を広げる「学び」の努力ももっと大事です。
自分の将来を切り開いていけるのは、親でも先生でも仲間でもなく、
自分自身です。

夏休みも終わり、いよいよ9月。
定期テストをしっかり乗り越えて、この夏休みに培った学習ペースを
崩さずに、自分自身に磨きをかけ、大幅学力アップを狙って行動していきましょう。

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