オリンピックで、メダルを取る努力とは・・・

アナタの志望大学に合格できるのは、

全世界約70億人の中で3人だけです。

と言われたら、そこを目指しますか? それくらいオリンピックのメダルというものは価値あるモノなのでしょう。しかし、努力の方向性を考えると、体操でも、レスリングでも、水泳でも、柔道でも、みんな進むべき方向=練習の仕方は、メダリストが特別な練習をしていて、そうでない選手とはかけ離れたことをしているわけではない。きっと、同じような練習だけど、人よりも多く努力しているとか、研ぎ澄まされた集中力で、中身の濃い練習をしているとか、聞けば「がんばればできそう・・・」というものが多い。

 学業において、成績の良い人の勉強法とはどうであろうか? 授業を集中して受講し、模試のやり直しもサボらずやり遂げる。休む時と勉強するときのスイッチをしっかり切り替えて、人生を楽しむことも忘れない。

 メダリストを育成するスタッフ(コーチ&保護者)の存在も大きい。常に最新技術を取り入れつつも、メンタルを鍛える指導も欠かせないので、メダリストの人間性は、とても評判が良い。きっと礼節をわきまえた対応を心がけるよう指導され、そして実践しているのであろう。それは、特別な大会期間だけ心がけているものではなく、普段から常に意識しているからこそ、周りの応援が増幅し、結果的に選手の成績を伸ばすのであろう。

 良いと思われる勉強方法はたくさんある。その中で今の自分に適したやり方は一体何なのか? 1ヶ月やそこらでいきなり全国レベルになれるわけもなく、努力が実を結ぶのに期間が必要なのはスポーツでも勉強でも同じだ。まずは3ヶ月ほど、一つのやり方にこだわって実践してみる。そうすると気づくはずだ。 「勉強方法に間違えなんてない、これまでは途中で逃げ出していただけだ!」ということを。

0