モチベーションを維持する方法①
こんにちは!担任助手の荒川です。みなさんはモチベーション維持できていますか?
「今回のテストは時間がなかったからそこそこでいいや」
「ぼんやりインスタ見てたら2時間も経ってた!テスト前なのに!!」
「今月はいろいろ部活とか忙しいから来月からガチでがんばる」
「午前中ぼんやりして過ごしちゃった、、、」
いつまでもこんなことを言ってやるべきことを先延ばしにしてないですか?
そんな人のために、研究結果を元に僕が実践して効果があった勉強法を教えます!
エコシステム
Positive growth.
Nature, in the common sense, refers to essences unchanged by man; space, the air, the river, the leaf. Art is applied to the mixture of his will with the same things, as in a house, a canal, a statue, a picture.
But his operations taken together are so insignificant, a little chipping, baking, patching, and washing, that in an impression so grand as that of the world on the human mind, they do not vary the result.
疑いも無く、問うて答えられないような疑問は無い。私たちは、創造の完全を信じること、私たちが万物の秩序を見ていかに不思議に思うことがあっても、それは万物の秩序を十分に説明してくれるものであると信ずる程でなければならない。各人の境遇はみなその人が問おうと思う疑問に対する象形文字の解答である。
目次
- レバレッジポイントの活用
- 社交的プレッシャー
- 誘惑から遠ざかる
- 休憩時間を固定する
- マインドセット
長くなってしまうので今回は①の説明にします!
レバレッジポイントの活用
いきなり仰々しいカタカナ言葉が出てきましたね。この方法は中にはもう実践している人も多いと思います。意味はシンプルで、時間帯によってやる勉強を変える方法です。
レバレッジはてこの原理のことです。少しの力で大きなリターンを得ることを意味しますね。要は効率よく勉強しようってことです!
朝
まずは朝です。脳科学者の茂木健一郎氏は、朝の起床後の約3時間は、脳が最も効率よく働くゴールデンタイムなのだと言っています。それは、前日の記憶が睡眠中に整理され、朝の脳はクリアな状態になるから。茂木氏は次のように説明しています。
(引用元:PHP Online 衆知|脳科学者が勧める「朝時間」の使い方 茂木健一郎(脳科学者)「朝の3時間」は、最速で仕事がはかどるゴールデンタイム)私たちは日中の活動を通して、目や耳からさまざまな情報を得ています。その情報は大脳辺縁系の一部である海馬に集められ、短期記憶として一時的に保管されます。その後に、大脳皮質の側頭連合野に運ばれますが、この段階では記憶は蓄積されているだけです。 それが睡眠をとることで、記憶が整理され長期記憶へと変わります。すると朝の脳は前日の記憶がリセットされるため、新しい記憶を収納したり、創造性を発揮することに適した状態になります。この脳の仕組みが、朝の時間がゴールデンタイムだと言われる理由です。
朝は脳のゴールデンタイム、これを逃す意味が分からないですよね!僕は頭を使う数学を午前中に解いていました。
昼
次は午後です。お昼ご飯を食べた後はみんなウトウトしますよね。見回りで起こすのもこの時間が一番多く感じます。僕も寝不足続きの受験時代は、えげつないぐらい寝てました。
実際に求人情報サイトを運営するディップ(本社・東京)が、仕事で「失敗をしてしまうのはどんな時ですか?」というアンケートを自社サイトで実施したところ、「午後(14時~16時)」が40%と、圧倒的多数を占めたそうです。次いで「午前中(9~12時)」が18%、「夕方(17~20時)」が15%となっています。
眠たくなる・集中が落ちやすいというのは事実なので、そこをうまく活用するしかありません。僕は夕方(17時~)がくるまで英語長文を読んでいました。
時間医学(生体リズムの医学分野への応用)を研究する大塚邦明氏(東京女子医科大学名誉教授)によれば、13~17時の時間帯は気力・体力ともにピークになる時間。
具体的には、やる気を溢れさせるドーパミンや、臨戦態勢の時に活性化して体中に興奮系のシグナルを伝達するアドレナリンなどのホルモンの血中濃度が13~15時に最も高まり、交感神経の活動が15~17時に最も強くなることで、能力を発揮しやすい状態になります。その結果、仕事がはかどったり、発想力が高まったりするそうです。
夕方
次は夕方です。平日は部活や学校終わり、休日も夕飯前まではお腹がすいていると思います。実は、この空腹がめちゃくちゃ集中に良いんです。
東京大学薬学部教授で脳研究者の池谷裕二氏によれば、人間が野山で食料を確保しながら暮らしていた昔、空腹になると獲物を見つけなければならないため、食糧を得やすい場所を覚えたり、注意を研ぎ澄ましたりする必要がありました。この特徴が今になっても引き継がれているので、お腹がすくと脳が活性化し、記憶力や注意力が高まりやすいのです。
僕は飢餓状態になりながら学校終わりはすぐ数学を解いていました。もしくは思考力を要する現代文の難しい問題を解いていました。(林修先生の受講のやつです)
夜
最後に夜です。朝型の人はもちろん、いくら夜型の人でも夜は眠くて集中力が落ちてきます。凡ミスをすることも多くなりますよね。池谷氏の実験結果によると、
語学の勉強をした後にテストをして、勉強前に比べてどれだけ点数が上がるかを調べた実験があります。もちろん、勉強した直後にテストをすれば点数は上がります。しかし、勉強した後でいつものように睡眠を取ってもらって、翌朝にもう一度テストを行うと、勉強直後のテストよりさらに成績が上がることがわかりました。
(引用元:PRESIDENT Online|「寝る前1時間」は勉強のゴールデンアワー)
もうこれは耳にタコができるほど聞いてたと思いますが、寝たら記憶するってことです!もう夜は暗記科目一択です。暗記科目以外ありえません。英単語や日本史世界・古典単語をぶち込みましょう。
また、もう一つ重要なことがこの実験では示されています。
寝る前の勉強は、試験直前の勉強よりも効果があることです。
つまり、睡眠時間を削ってでも勉強したところで、むしろ逆効果ということ!これは受験期の自分にも教えてあげたかった真実です。😢
睡眠に関しては興味深い研究がたくさん行われているのでぜひ読んで理解を深めてみてください!
記憶が定着する睡眠時間 最低睡眠時間を知って、勉強効率を上げよう | コツをつかんで試験に勝つ!〜暗記と記憶のテクニック〜
「記憶力の高さ」と「睡眠」の関係性。寝ないことのデメリットも紹介 | 記憶の学校|実生活で役立つ記憶術が身につく記憶スクール
参考サイト
勉強時間のゴールデンルール。効率いい学習のために朝、夜に取り組む科目とは? - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習