if-then 戦略 知ってますか?

 人生をかけた真剣勝負にとても緊張している受験生に贈っている言葉なのですが、「焦ったら、どうしよう・・・」とか「勉強が手につかない・・・」とか、そんな時に知っておくと便利ですよという考え方です。

 受験生だけじゃなくて、大人になってからも活用できるのが「if-thenルール」なのです。

 実際に、if-thenルール とは何なのか?「もし、不安になったら、とりあえず高速マスターで単語を勉強しよう」とか、「もし、何の勉強しようか迷ったら、まずは『昨日解いた問題の復習』をしよう」とか、やるべきことを事前に決めておくのです。限られた時間を効率的に使いたい!と考えれば考えるほど、沼にハマって、時間ばかり経過する。。。だから、「もし~なら、…する」というルールを決めておくと、その時間があったら「あんなことできたのに!」ということを回避できるのです。

if-thenルールの例です

勉強以外でも、優柔不断な自分から脱却したいという人もいるでしょう。そんな時にも役に立ちます。例えば、コンビニでどのおにぎりを買うか迷ったら「右から3番目」と決めておく。今まで買ったことのない商品に出会えるかもしれませんよ。

ちなみにif-thenプランニングという考えもあります。「朝6:00に数学の問題を解く」という計画を立てることも大事なのですが、たまに寝坊したり、6:05になっちゃうこともあるでしょう。そうすると「ダメだった」とかネガティブに捉えてしまいがちなので、行動とセットにプランを立てしまった方が成功確率が上がるというものです。例えば、歯磨きしたら「数学の問題を解く」とか、東進に行ったら「今日のコラム」をするとかね。そうすることで、時間の制約にしばられ過ぎず、比較的ラクに計画が遂行されるという効果があります。

日々のルーティン業務とセットにしてしまうと、三日坊主で終わったりすることなく続けられやすいという手法ですね。「お風呂に入る前に腹筋10回やる」とか、「髪をドライヤーで乾かすときは、スクワット10回やりながら」とか、ダイエット計画なんかでも活用できるので、参考にしてみてください

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