7月22日(金)トップリーダーと学ぶワークショップ・未来発見講座 みんなで参加しよう!
今月のトップリーダーと学ぶワークショップ・未来発見講座は
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD) 教授
南澤 孝太先生です。
タイトルは「人が空間を超えて行動する時代へ」です。
VR(バーチャルリアリティー)、アバター、メタバースといった言葉を聞いたことはありますか。
ゲームなどで実際に見たことがあるという人もいるのではないでしょうか。
画面の向こうにある世界に入り込めたら、そして自分のからだ全身で感じることができたら、どうでしょう。
今回講義していただく南澤先生はこのようなことをテーマに、
人の五感(みる・きく・さわる・かぐ・あじわう)のうち、「さわる(触覚)を伝える」技術の研究をされています。
触覚が伝えられたら、例えば、離れた場所にいるお医者さんが患者さんの身体に触れて診察をすることや、
テレビでのスポーツ観戦をまるで会場にいるように感じることも可能になります。
さらにはロボットをつくることで、自分の分身のように離れた場所で現地の様子を確認しながら活動することも
できるようになります。災害現場など危険な場所での救出作業や、人が入れないような小さい空間での活動、
さらには宇宙ステーションにいるロボットを地球で動かすということも、そう遠い未来の話ではないようです。
また、入院している人や障害があって自由に動けない人が、ロボットを通じて遠い場所へ出かけたり、
人に会ったり、仕事をすることも可能になります。
講義ではより詳しく、先生が行われている研究や活動、それが私たちの生活とどのように結びついていくのか、
様々な映像も交えてお話しいただきます。
近未来を知るヒントになるかも・・・中学生・高校生の皆さん、仲間といっしょに未来を体感してみよう!