即行動

 皆様ごきげんよう、野口慎之介です。

 先日21歳になりまして成人2年目を迎えました。20歳になってからした成人チックなことはと言えば、某友達と夜中に公園で語っていた(くだらないことをおしゃべりしていた)時にお巡りさんが来たので免許証を突き出して追い返したことぐらいです。これが成人になるってことかあと夜風に吹かれながら感傷に浸りつつ、冷静に考えればまだ成人と見られていないんだなあと未熟さに気づいた、なんとも風流な一夜でした。そんながきんちょ真っ盛りの僕が立てた21歳の目標は「即行動」です。孫正義は「登る山を決めた時点で人生の半分は決まる」たることを言っていました。前田祐二は「PDCAのプランに熱量を注げ」みたいなことを言っていました。何に熱量を注ぐべきなのかを必死に考え、決めたらものすごい努力で成し遂げにいく。偉大な人はそう考えるのでしょう。非常に効率がいいと思います。

 人生は選択の連続であるとよく言いますが、僕はこれまでかなり安牌な選択を繰り返してきて今に至ります。何をするか考えてみるものの、結局は「ま、これでいっか」と妥協の選択をしてしまうのが常なのです。でも正確には妥協ではなく、キャパが小さいためにより良い答えが見つからなかったんだと思います。つまり今までの選択は一応その時点での自分なりの最大限の選択だったのかもしれません。しかし客観的にみるとなんかかっこよくないなと思ってしまいます。偉大な人はそうではない。しぬほど考えることによって大容量キャパの中から最高の選択を見出すのだと僕は感じます。こういった人たちに1mmでも近づくにはまずキャパを拡張し脳内データベースをパンパンに埋め尽くす必要がありそうです。そのためにはできるだけ多くの経験をしておかなければなりません。あらゆるシチュエーションを経験しトライ&エラーを繰り返し、新しい知識と経験を得なければなりません。そのための「即行動」です。果敢に挑み、失敗を繰り返し、その都度全力で考えてまた挑む。効率がいいとは言えないかもしれませんが、そうやって新しい知識・経験を得ながらその時点での最大限の答えを出し続けることによって、いつしか納得のいく選択ができたら嬉しいです。

 皆さんも勉強や部活、人間関係などの中で上手くいかないことがきっとあると思います。でもそれも一つの経験としてうまく吸収し次に活かしていくことでよりよい成果を生む可能性を秘めています。「夢は全力で手を伸ばした1mm先にある」と秋元康はゆってはります。夢や成功を全力で掴みにいきましょう!僕も最高の夢を見るために今日も全力でおふとんに入ります。おやすみなさい。

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