やらずに悔やむくらいなら、やってから後悔しよう

 小学校のころ、マンガからそんな言葉をもらった。ここで無理をしたら、自分も傷つき、一生後悔するかもしれないという瞬間に、それでも前に進むその姿を今でも覚えている。親から学んだこと、偉人から教えてもらったこと、トモダチから盗んだテクニック、出どころなんて関係ない。今の自分を支えてくれる言葉となっているなら、座右の銘と言えるだろう。

 東進生にとって、受験学年以外は、12月から新年度を迎えます。旧来の日本のシステムでは、4月からが新年度という暗黙の了解がありますが、今のご時勢古い枠組みにとらわれる必要はありません。中学1年生も東進生になり、場合によっては、高校カリキュラムを進めているのですから。

 「やらない」という選択肢にも2種類あり、「ネガティブに」やらないという逃げと、「積極的には」やらないという選択は、大きく異なる意味を持つ。嫌だから投げ出すのではなく「違う選択肢」を採用するということは、よりハードな道を選ぶという覚悟なのかもしれない。例えば「過去問演習講座をやる」「正月特訓に参加する」という選択は、周りの人からすれば「がんばってるな!」という評価を与えるかもしれないが、本人からすれば、「流れに乗って、やればいいだけでしょ」かもしれない。また「数学は自分のチカラで勉強するから東進講座は取らない」という選択は、「数学を捨てた」かもしれないし、「東進のスペシャル講師陣から学ぶよりも自力でやった方が成績が上がり、合格につながる!」と宣言することの方が、よっぽど過酷な道にも思える。

 いずれにしても、自分で決めたことに責任を持つこと。その覚悟があれば、どんな選択であったとしても、後で悔やむなんて事は、決してないでしょう。

「正解を選ぶ」のではなく、

「選んだ答えを正解にする」のです。

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