予備校の役割とは

みなさん、こんにちは! 東進衛星予備校岐阜金宝町校校長の高橋です。

 今回のブログのテーマは「予備校の役割とは」という内容にしました。4回シリーズでお送りします。その第1回目です。

 予備校や塾に通っている学生に「どうして予備校に通うの?」と尋ねたら、ほとんどの人が「成績を上げたいから」「志望校に合格したいから」と答えるでしょう。子どもを予備校に通わせている保護者の方に尋ねても、たぶん同じ答えが返ってくるのではないでしょうか。確かに予備校や塾の宣伝には「学力UP!」とか「〇〇大学合格者100名!」という文字が躍っていますよね。この予備校に通えば、自分も成績をアップさせ、憧れの大学に合格できるのではないかと思うことでしょう。

 高校生の皆さん、ここで少し立ち止まって考えてみましょう。予備校に通わないと、そもそも成績を上げることはできないのでしょうか? 難関大学に合格するためには、予備校へ通う必要があるのでしょうか?

 予備校の校長をしている私が言うのも変ですが、必ずしも予備校に通う必要はないかもしれません。世の中には、小中高と一度も塾や予備校に通わず、最上位大学や医学部医学科などに合格している人はいますよね。そんな人は「天才」だからと簡単に結論を出さず、なぜ学力を上げることができ、難関大学に合格できたのかを考えてみてください。

私の回答はこうです。

①目標や夢が明確だった

②志望校合格までのロードマップを描くことができた

③切磋琢磨できるライバルがいた

④「勉強」ではなく【学習】だった

 ①は本当に大切だと思います。例えば、難病の治療法を確立するために医学の道へ進みたいとか、宇宙旅行を実現するためにロケット技術を学びたいとか、砂漠でも生育できる植物を開発して温暖化を抑制したいとか。大げさなものでなくても、憧れの先輩が通う大学へ僕も行きたい、お父さんやお母さんが卒業した大学だから行きたい、強豪と呼ばれる部活で自分もプレーしたい、どうしても東京に行きたいから。掲げる目標の理由に優劣はありません。強く意志を持てるかが勝負です。自分の目標や夢が定まっていない人は、早くそれを見つけられるように、社会や世界のこと、自分や家族のこと、過去や未来のことなどを広く見ようと意識して生活して欲しいと思います。

 東進では、皆さんの目標や夢を見つけるお手伝いとして様々なイベントを開催しています。これが私の考える予備校の役割その①です。

世界トップの視点で学ぶ、究極のモチベート講座「トップリーダーと学ぶワークショップ」

一流教授陣の研究を知り、大学での学びを体験する「大学学部研究会」

劇的に社会を変える、最先端の研究内容に触れる「サイエンスセミナー」

中国最高峰の大学で志と世界を変える「中国 清華大学短期留学」

世界は、結構カンタンに近くなる「東進GLOBAL ENGLISH CAMP」

憧れの先輩から合格の秘訣を聞ける「合格報告会」

他にも沢山あります!興味のある方は遠慮なくお問合せください。あなたの夢探しのお手伝いをします!

 次回のブログで②について書いていこうと思います。お楽しみに。

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